サロンへの気持ち

「ひとのいのちを救う、ひとを癒せる仕事がしたい」この言葉を地で行きたいと、文系の道を進んでいた流れに逆らい、理数系の多い製薬企業の営業マンの道をまずは選び世の中に出ていきました。社会人1年目から大学病院を中心とする医療の中枢の施設を担当に持ち医家向け医薬品と呼ばれる、医師の処方箋がないと購入することができない医薬品を扱う一部上場の製薬企業のMR(医薬情報担当者)として、約20年間、全国の大学病院・中小病院・開業医に対して営業をしてきました。
しかし、営業マンの経験が増えるにつれ、販売ノルマや接待行為などに疑問を持ちながらも、患者さんに本当に役立つ営業をしたい気持ちから、医薬品情報提供活動を行なう熱血漢な営業を続けてきた中で、その疑問や行動の矛盾は自分のからだの変調として現れてしまいました。
その時に出会ったのがヒーリングでした。

知人にまず紹介されたのが、ボディーヒーリング(アロマテラピー)でした。製薬企業に勤め、西洋医療にとても信頼と信用をおいていた自分にとってかなり抵抗感があり、初期は気持ちが完全拒否していました。しかし、時間が経つごとに体の変調は薄れていくごとに、西洋医療にはないヒーリングの効果を認めざるを得なくなりました。(海外ではアロマテラピーは、「サトルアロマテラピー」と呼ばれ、西洋医学の医療行為に匹敵する位置づけ(補助療法)にあります。)また製薬企業での営業活動では、薬事法の規制等で患者さんから医薬品を服用しての効果や副作用等の反応について、直接意見や病状を尋ねることができませんでした。それに対してヒーリングはクライアントさん一人ひとりを直に見つめ、現状を把握しながら、クライアントさんがいま必要なアプローチを一緒に見つめていくことができます。このことは私が社会人1年目に思っていた「ひとのいのちを救う、ひとを癒せる仕事がしたい」との考えにとても近いことであることにあらためて気づきました。
その後は、流れに従いヒーリングを受ける立場から、与える立場に自然の流れとして興味を持ちました。
2014年4月から、多くのクライアントさんに出会いたいと思い、製薬企業をリタイアし、ヒーリングサロンを開業させていただき、ヒーリングとともに西洋医療への知識を生かして医療コンサルタントや西洋医療と自然療法の融合の促進に関する講演会も行ってきました。そして、もともと夢だった南国で海を見ながら暮らすことの実現もするために沖縄に永住のためきました。

社会人経験が約20年あり、社会人としてのストレスや仕事へのストレスやモチベーションの低下、人間関係からくる問題に直面してしており、私自身も数々の問題に向き合ってまいりました。それだけに、これらの悩みからの開放や癒し(ヒーリング)を求められるクライアントさんへの理解やいま必要なことについて真摯に向きうお手伝いができると思います。また、男女関係からくる問題やストレスなどに対しても男性の立場からお手伝いができればと思います。